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益子の文化
益子には国指定文化財をはじめ、県、町の指定するものまで、多くの文化財が残っています。
国指定文化財県指定文化財町指定文化財

伝統文化
町指定文化財1234567
(昭和48年2月7日)
所在地/益子町上大羽2350 所有者/綱神社
宇都宮朝綱(第3代)の手植えとされる
菩提樹(昭和52年7月18日)
所在地/益子町上大羽945−1 所有者/地蔵院
中国中部原産で寺院の庭によく植えられる落葉高木。若枝や葉裏に灰白色の星状毛が密生する。葉は長さ5〜10p、表面無毛。花は初夏、香りがよい。果実は径7〜8o、念珠を作る。釈迦が木の下で悟りをひらいたという菩提樹(漢名)はインドボダイジュでクワ科のもので、本種とは別のもの。葉形がにているという。
 現在の地蔵院本堂(旧尾羽寺阿弥陀堂)が室町時代に改築された際、植えられたといわれている。
糸桧葉(昭和60年2月15日)
所在地/益子町上大羽945−1 所有者/地蔵院
植物学的にはヒヨクヒバ。観賞用として庭園に栽培される常緑小高木。高さ5〜6m。サワラの変種で、小枝や細枝が長く伸び糸のように垂れる。長いもので30p位。葉は鱗状で先のとがった上部はそりかえる。花は春、サワラと同じで雄花は黄褐色、雌花は紅紫色。球果は褐色だが、つけるのはまれ。和名は比翼ヒバで並んで垂れ下がるの意。
シダレ桜(昭和52年7月18日)
所在地/益子町大平202 所有者/安善寺
現在1.5m位の高さから3本に分かれ繁茂している。安善寺再建の際、記念として植えたものといい伝えられている。
カヤ(昭和52年7月18日)
所在地/益子町大平202 所有者/安善寺
本州関東以西から九州の山地に他の樹木と混合してはえまた栽培される常緑高木。高さ20m、径90m。樹皮は滑らかで灰色、若枝は緑色だが後に赤褐色。小枝は三叉状。葉は光沢があり長さ2〜3p、螺施状またねじれた枝で左右2列。雌雄同株。花は晩春。種子は翌年晩秋に熟し食用や薬用となる。材は碁・将棋盤にする。種小名は堅果を有するの意味。
 安善寺を再建した際、財力不足のため門を建てることができなかったので、その代わりに植えたものといい伝えられている。
イロハカエデ(昭和52年7月18日)
所在地/益子町大平202 所有者/安善寺
正式和名はタカオモミジ。本州・四国・九州および台湾・中国に分布し山地に普通に見られ、庭に栽植する落葉高木。一般にモミジと呼ばれ、多くの園芸品種があり紅葉を鑑賞する。花は春、葉とともに開く。和名は京都の高雄が名所で多くあるところに由来する。カエデは葉形が蛙の手ににているところから名づけられた。別名イロハカエデは葉の裂片が7つで、いろはにほへとと7つ数えることによる。
 現在の安善寺本堂建立の時に植えられたものといわれている。
ヒイラギ(昭和52年7月18日)
所在地/益子町大平202 所有者/安善寺
本州関東以西から琉球および台湾の暖帯に分布、山地にはえるが、庭に栽植される常緑小高木。高さ3m位、樹皮灰色、よく分枝し葉も多い。葉は対生、硬く、長さ3〜5p。縁は鋭いとげ状のきょ歯だが老木では梢の葉は全縁。花は秋から初冬、香りがある。雌雄異株。和名疼木はひらぐ(痛む)の意味。厄除けに用いる木。種小名はilexのような葉の意味。  平貞能の供養のため植えられたのではないかといわれている。
金木犀 (昭和52年7月18日)
所在地/益子町山本1146 所有者/光明寺
庭木として栽植される中国原産の常緑小高木。高さ4m位になる。幹は太くてよく分枝する。葉は長さ5〜9p、革質で裏面が多少黄色味を帯びる。花は晩秋、強い芳香を放つ。がく4裂、雄しべ2、雌しべ1、雌雄異株で日本には雄株ばかりで子房は退化し結実しない。和名は橙黄色を金にたとえ、花の色に基づく。漢名丹桂。
 本堂建立の時、檀家の人達によって寄進されたものといい伝えられ、1本の幹から数本の枝に分かれている老木である。
(昭和52年7月18日)
所在地/益子町山本1146 所有者/光明寺
古代に日本へ渡来し、花は観賞、果実は食用として広く各地で栽培される落葉高木。中国中部原産。九州の大分県で野生化している。高さ6mになる。花は早春、昨年の枝の葉えきに葉より早く開き、芳香あり、通常白の5弁であるが、園芸品種は300を越える。和名は薬用にする鳥梅、または梅の漢音meiから転訛したものといわれる。漢名梅。
 幹の楯部は朽ちて空洞になっており、外層の木の皮の部分で幹を形づくっている。台木に支えられた幹の上方から枝が分かれ、その枝から小枝が密生している。
シダレ桜(昭和52年7月18日)
所在地/益子町山本1146 所有者/光明寺
観賞用として神社や寺の境内また庭園に植えられる落葉高木。高さ25m、径1m以上にもなり樹齢も長い。学名はこちらが早く命名されたので母種のようだが、ウバヒガンの変種。枝が垂れ下がる性質があるだけでほとんど同じ。和名(シダレザクラ)別名(イトザクラ)とも細枝が糸のように長く垂れ下がるからいう。京都の祇園は有名。八重咲きや紅色の濃い種などもある。
 光明寺が現在の場所に移った時植えられたものと伝えられている。